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2013年の締めくくり 一挙公開6話

「バーベキュウ交流会のこと」
今年で三回目となり恒例のバーベキュウ交流会は、ホームの年間行事の中で僕にとっても楽しみの一つです。沢山の家族の方が協力して、ほとんど手際よくすすめられます。家族の中には子供の川遊びをしたりして、今年も平和に終わろうとしていた時に、突然金髪のチャイニードレスを着て女装した別のグループが、隣の場所でバーベキュウを始めました。お年寄りの方は、見たことない様子に目が点になり、「ありゃ、なんだん?」「ありゃあー女だのん」「いいや、男でしょう。」と職員。「そんな、バカなあ~」とひそひそ。その方たちは、どうも罰ゲームで男性が女装していたらしい。外に出るとこんないい刺激が待っています。来年のバーベキュウ交流会。今から楽しみです。  PN カピパラ

「お皿洗い」
食事が終わると、順番にそれぞれの食器を自分で台所で洗ってもらいます。その様子を見ていると、別の視点からその方の元気な様子や状態を見ることができます。またそのことは、お年寄りの方がお互いに助け合う機会にもなります。今日は一番目に片付けが終わった働き者のHさん、どうも他の方が洗い物をされていることが気になっているようで落ち着きません。「もっと働きたいの?」話しかけると「そりゃそうだ。働きたくて、身体がうずうずしちゃう」と元気よく答えられるので、そのことを食器を洗っているKさんに伝えると、「Hさんは本当にえらい。感心だよ」 褒められHさん、「上手いことおっしゃる」と照れている。「私は、お人好しで正直者で思ったことをポンと言っちゃうのよ」と言いながら二人で笑い合っていました。それを見ていた他の入所者さんも「ここはいいね。お皿を洗うだけで笑えちゃうから」と。笑顔が他の人の笑顔に伝染するんだなあ。改めて「笑」の大切さを感じました PN もうすぐ餅つきの楽しみな餅

「好きなものは別腹」
サツマイモの収穫をしました。ある日、昼食を終えて一度居室に戻られたKさんは、また食堂に戻ってきた。「ふかした?」「えっ、ご飯食べたばかりで・・まだだけど・・」「なんだん。そうか」と少し残念そうにされている様子で、おやつには少し早いけれど、Kさんと一緒に作ることにしました。Kさんのその真剣なこと! 「塩は入れた?」 鍋の前で見張りをされ、ふたを何度もとって、箸で刺して、芋をいくつも箸で刺して…食堂にいた他の入所者さんに「ちょっと、食べてみりん」と配っていました。「ご飯食べたばかりでよく入るねえ」というと「別腹、別腹」「美味しい、美味しい」と笑っていました。  PN 竹の子

「くり畑の集い」を終えて
毎年十月の第四土曜日に法人主催のくり畑の集いがあります。今年も、地域の方や多くの方が沢山訪れて頂き多謝です。ホームでも今年は模擬店に「焼き鳥」で参加しました。職員だけではどうしても手が回らないので、いつも家族の方が手伝ってくれ本当に大助かりです。当日は台風の影響で午前中は雨。地域の方から「雨だけど、頑張りんよ」と声をかけて頂きとても嬉しかった。地域の二つのグループホームも来てくれたり、地域の絆、顔を知っている関係づくりの大切さを感じることができ、とてもよい「くり畑の集い」になりました。お蔭様で、焼き鳥は完売しました。全部の売上金は、赤十字に寄付されます。   PN 野生化したペーター

「日常」
いつも気を使って話しかけてくれるNさん。自分が帰宅するときに必ず「家まで何分かかる?」「長篠まわって行くんだよね」と聞いてくれます。僕の名前はすぐ忘れるのに、この言葉はいつも忘れずに声をかけてくれる。不思議だなあと思います。顔を見ただけで、あの言葉が出てくる。顔と名前が一致しない事、「名前を覚える脳」と「顔を覚える脳」は違うかもしれません。そんなNさんは、周りを明るくしてくれる優しいムードメーカ的存在です PN 種島

「ねんねんころり…」
この頃、自分の思いを伝えることが難しくなったKさん。尿意も訴えることができないことが多いため、時間をみては職員が誘導しています。
ある日、そろそろかなと「トイレに行こうかね?」と声をかけると黙ってコクリと頷かれました。手を引いてトイレまでゆっくりと向かい便座に腰をおろします。排尿までに時間がかかることが多いので、ひざ掛けをして傍らに座りKさんの顔を見上げる位置で話しかけます。「Kさん、今日の調子はどう?」「お天気がとてもいいんだよ」と話しても、時々顔をしかめるだけで返事はありませんでした。しばらくひざ掛けの上から足をさすっていると、ふいに「ねんねんころり~…」と小声でつぶやくように言葉が発せられました。きっと優しい声で歌いながら、小さかった息子さんと娘さんを寝かせていたんだよね。
職員は、認知症になって好日庵に入所してからのKさんしか知らないけど、母として妻として頑張っていた頃のKさんに会ってみたくなりました  PN  テータテート
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秋の夜長に2編

「ある日の出来事」
ホームの食堂では、夕食の準備でいい匂いが漂っています。そこへNさんのお孫さんがお父さんと一緒に面会に来られました。Nさんの休んでいる居室に入られ、しばらくするとお孫さんが一人でみんなのいる食堂へにこにこ顔で出てきました。「歳はいくつ?」「何年背?」「大きいのん」等ホームのお年寄りの声掛けに嬉しそうに答えていましたが、体を動かしたい盛りキャーキャーと駆け足状態になって、それは、それは楽しそうです。夕食の配膳がすんで、Nさんを部屋から食堂に移動している間に、三人のお年寄りの方がもうすでに食べ始めていました。いつもはみんなで揃って一緒に食べるのに、どうしてなのかなと思っていたら「ちゃと食べちゃうまい。埃になるで」とAさん。「そうだ、そうだ」と二人の方がごはんを口に運んでいます。食べ物の周りで誇りを立てられたらかなわない。そうですよね。もし自分だったら・・といい勉強になりました。   PN 山雀

「バカ殿様のあひる歩き?」
朝の体操の後に、ホール内を音楽かけてみんなで歩きました。おもちゃのチャチャチャの行進曲は、あまりに軽快で楽しそうなので、今日はいつもの歩き方を変えて、私が志村けん風のバカ殿様みたいに「あひる歩き」をしたら、「そうやるんかあ?」とそれに一番に乗ったのは若いHさん。笑いながら私と二人でやっていたら、ホームで二番目のお姉様であるKさんが腰をくねくねしながら手を微妙な角度で動かす「あひる歩き」は、何とも魅力的。みんな大笑いする中、Kさんは一向に気にしないでニコニコしながら歩いている。ついに照れていたOさんも、それにつられて少し生真面目すぎる几帳面な「あひる歩き」がまた絶妙。おかしいやらなんやら、皆で大笑いしながら、個性的なあひるになってホールを一周しました。 あ~あ、楽しかった!   PN 天使にラブソング

続けて2編

「エコキャップでボランティア!?」
当法人の一角には、地域や外来の患者様から毎日のようにペットボトルのキャップが届けられています。そのキャップは、好日庵に集められ洗浄消毒後、入所者さんたちがキャップのシールをはがしたりして整理してくださっています。月一回、7月のお楽しみ会は、そのキャップを豊川の業者さんに届け、その後回転寿司で昼食と決まりました。午前10時過ぎにお年寄りの方7名と介護職員3名で片道40分の道のりを車で出かけてゆきました。豊川の業者さんの対応はとても感じがよく親切でした。今回運んだキャップは全部で91.5㎏あり、個数にすると39,345個ありました。キャップ860個で一人分のポリオワクチンとなります。今回は45人分のワクチンが世界の子供たちに届けることになりました。豊川の業者を出発し楽しみにしていた、回転寿司に到着しました。一番喜んだのは、デイサービスを利用しているIさんです。「普段はうちにいると、なかなか寿司屋に行くことがないから、この際沢山食べておかないと!」と言って10皿近く食べられました。この方の年齢は、90歳。あっぱれ!あっぱれです。一緒に行ったNさん、ホームに帰ったらお寿司を食べたことをすっかり忘れていて、またOさんは、「蕎麦を食べてきたぞん」と言っていました1? まあいつもこんな風ですが、地域の皆様、いつもエコキャップのご協力ありがとうございます。    PN  黄色いサクランボ

「防災の日に」」
9月1日、好日庵では朝9時から午後3時まで電気と水道を止めての、防災訓練をいたしました。「あれ、電気がつかん」「停電かん?」と何度も何度も繰り返し確認しているNさん。エアコンもなく厳しい時代を生き抜いてこられた入所者さんたちですが、今日の暑さは堪えるようです。「暑いね」「汗が、拭いても吹いてもでてくるよ」と。その中でHさんは、「暑いね、私があおいであげるわ」とほかの方を団扇であおいでくださいました。一人がすむと、また他の人のところへ自ら移動してあおいでくれます。Hさん、いつもならトイレの場所や使い方、ごはんの食べ方もわからない時がある方ですが・・・。私は、少し驚くとともになんて優しいんだろうとほろり。自分は汗をかきながらあおいでいます。その姿を見た職員が「やさしいね。ほいじゃ代わりにAさんを僕があおぐね」それを見たHさんは、「お兄さん、優しいじゃん。ほいなら、私が、お兄さんを」と、みんなで思いやりの輪が広がりました。昼食にはポリ袋を使った昼食(ハヤシライス・大豆サラダ)を食べました。「ごはん、硬くないよ」「これで、出来るなんてすごいね」と驚いていました。昼食を食べたせいか、一段と暑く感じました。しかし日頃の当たり前の生活に感謝するとともに、被災された方を思いました。ほんの少しですが、まだ自分たちに出来ることは何か考えていきたいと思います。   PN  餅

「Aさんのこと」

「私は腰が曲がっていて、畑にはいけないで、私に出来る仕事をやらしてください」とすまなさそうに言われました。「お願いします。気を使ってもらい悪いですね」と職員がいうと「いやいや、この暑いのに草取りをしてくれるんだもんで、申し訳ないねえ」と少し寂しそうです。 昼食の支度。メニューは「ごはん・吸い物・焼肉・小松菜となめこの和え物・きゅうりの酢の物・メロン」です。そのお手伝いを頼むと「はいはい、わかりました」といつものように快い返事をされ、手際よく、野菜を刻んだり盛り付け、洗い物、ときれいな仕事をされます。そうそう、Aさんは甘いものが大好物です。水ようかん・ゼリーなどを見ると[私、こういうのだ~い好き]とニコニコ顔で言われます。しばらくして、草取りから帰った人に「ご苦労様!有難うね」と元気よく声をかけられていました。   PN  山雀

「結婚いたしまして・・」


先月、私事ながら結婚いたしました。名字も変わりまして<種島>となりました。一番ポピュラーな<鈴木>からの変更でしたので、入所者さんも覚えもよいかな~と思いましたが、あまり変わりませんでした。覚えてくれようと意欲ある方は、時間がかかりますが覚えてくれました。Nさんは、結婚して名字が変わったこと、お父さんは優しい人かん?お家が遠くなったねえ~など顔を見るたびに聞いていただけます。私としては、なかなか気恥ずかしいことなのですが、照れながらも毎回お話につきあいます。さて、いつまで続くのでしょうか?たのしみでもあります。  PN 種島英樹
プロフィール

静巌堂医院「好日庵」

Author:静巌堂医院「好日庵」
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